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FXの取引をする際にメジャー通貨と呼ばれる言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
とはいえ、どの通貨がメジャー通貨になるか、マイナー通貨との違いが分からない人もいるでしょう。
本記事では、メジャー通貨の特徴やマイナー通貨との違いを紹介します。これからFXを始める人は、ぜひ参考にしてください。
メジャー通貨以外の通貨ペアもある
FXのメジャー通貨とは、為替市場での流通量が多く取引参加者の多い通貨のことです。
一般的にメジャー通貨とは、以下の通貨のことです。
特に、ドル・ユーロ・円の3通貨は取引量が著しく多いため、世界三大通貨と呼ばれています。
そして、これらメジャー通貨のみからなる取引量の多い通貨ペア(ドル円、ユーロドル、ポンドドルなど)のことをメジャー通貨ペアと呼びます。
メジャー通貨以外の通貨ペアもある
FXの通貨にはメジャー通貨以外に、マイナー通貨やエキゾチック通貨もあるので覚えておきましょう。
マイナー通貨とは、取引量が少なく流動性の低い通貨のことです。例を挙げると以下のような通貨は、マイナー通貨とされています。
また、マイナー通貨のなかでも、トルコリラやメキシコペソのように発展途上国もしくは新興国が発行している通貨をエキゾチック通貨と呼んでいるFX業者もあります。
エキゾチック通貨に区分される通貨を発行する国は、高い金利が魅力的なため、スワップポイント狙いのトレードをする人も少なくありません。
特にトルコリラやメキシコペソ、南アフリカランドは、国内FX業者での取扱いがある通貨で、根強い人気があります。
その反面、先進国よりも経済状況や政治不安などが起きやすいため、値動きが大きいかつ不安定になることも珍しくありません。
そのため、マイナー通貨やエキゾチック通貨は、慎重に取引すべきか検討しましょう。
なお、マイナー通貨とエキゾチック通貨は、明確に分けられているわけではありません。
メジャー通貨とマイナー通貨という名称で通貨を分けているFX業者がある一方で、メジャー通貨・マイナー通貨・エキゾチック通貨といった分け方をしているFX業者もあります。
これからFX取引を始める人には、メジャー通貨ペアの取引をおすすめします。メジャー通貨ペアを取引するメリットは、以下の5つです。
なぜ、メジャー通貨ペアを取引する人が多いのかにもつながる内容のため、ぜひ参考にしてください。
1.比較的値動きが安定している
メジャー通貨ペアはマイナー通貨ペアやエキゾチック通貨ペアと比較すると値動きが安定しています。
値動きが安定していれば、初心者でも落ち着いて売買判断がしやすくなるでしょう。
また、ボラティリティ(値動きの変動幅)も抑えられるので、大きな損失を被る可能性が低くなります。
以下は、Investing.comの為替(FX)ボラティリティ計算ツールで計算したメジャー通貨ペアとマイナー通貨ペアの1年間のボラティリティです。
通貨ペア | ボラティリティ(pips) |
ドル円 | 123.60pips |
ユーロドル | 62.05pips |
ポンドドル | 81.43pips |
ドルブラジルレアル | 527.88pips |
ドルメキシコペソ | 2,116.60pips |
※Investing.comの為替(FX)ボラティリティ計算ツールで計算
※2023年8月〜2024年8月の数値です。
メジャー通貨ペアであるドル円やポンドドルは、マイナー通貨ペアであるドルブラジルレアルやドルメキシコペソに比べると、ボラティリティが低いことが分かります。
メジャー通貨ペアであれば、初心者でも落ち着いて取引しやすいでしょう。
2.テクニカル分析が機能しやすい
メジャー通貨ペアは、取引参加者が多いため、テクニカル分析が機能しやすい傾向があります。
なぜなら、多くの人がテクニカル分析のルールに則ってエントリーや決済をするからです。
一方で、マイナー通貨ペアは、政情不安や経済の急速な悪化により、不規則な値動きをすることが珍しくありません。
テクニカル分析とは逆の動きをしたり上下に激しく動いたりすることもあるため、ルール通りに取引をしても失敗する可能性が高くなります。
トレード技術を磨いて利益を出したいのであれば、まずはテクニカル分析が機能しやすいメジャー通貨ペアの取引をおすすめします。
3.流動性が高く約定しやすい
メジャー通貨ペアは流動性が高く約定しやすいので、おすすめです。流動性とは市場の取引量を指します。
メジャー通貨ペアは、市場参加者や取引量が多いため、注文した取引の相手方がすぐに見つかります。
一方で、マイナー通貨ペアやエキゾチック通貨ペアを取引する人は多くないため、注文をしても売買が成立するまでに時間がかかるでしょう。
FXでは注文の成立するタイミングが遅れると、利益が減ったり損失が膨れ上がったりします。
このことから、メジャー通貨ペアを取引するほうが、トレード成績は安定化しやすくなります。
4.スプレッドが狭め
メジャー通貨ペアはマイナー通貨ペアよりも狭いスプレッドで取引ができます。なぜなら、流動性が高く注文が成立しやすいため、スプレッドが広がりにくいからです。
以下の表は、FXGTのECN口座のスプレッド一覧です。
通貨ペア | スプレッド |
ドル円 | 0.2pips |
ユーロドル | 0.7pips |
ポンドドル | 0.2pips |
ユーロスイス | 0.9pips |
ユーロスウェーデンクローナ | 52.4pips |
ドルメキシコペソ | 102.6pips |
ユーロトルコリラ | 1,118.1pips |
ドルランド | 105.7pips |
※実際には、上のスプレッドに加えて往復1ロットあたり6ドル(0.6pips)の取引手数料がかかります。
※2024年8月16日15時のスプレッドです。
ドル円やユーロドルなどメジャー通貨は、スプレッドが1pips未満の一方で、ユーロスウェーデンクローナやユーロトルコリラといったマイナー通貨は、明らかにスプレッドが広がっています。
特にユーロトルコリラのスプレッドは、1,000pips以上もあります、
FXでは、スプレッドが狭いほど利益が残るため、メジャー通貨を取引したほうが良いでしょう。
5.情報収集がしやすい
メジャー通貨ペアは、マイナー通貨よりも情報収集がしやすいです。
なぜなら、多くの投資家が注目する傾向があるので、ニュースや新聞で関連する情報が取り上げられたり、為替レートが報道されたりすることが多いからです。
また、さまざまな投資家の分析を参考に取引することもできます。
特にFXを始めたばかりの人は、分からないことが多いため、最初は情報収集が容易なメジャー通貨ペアでの取引をおすすめします。
メジャー通貨ペアは数種類ありますが、どれを選べば良いか悩んでいる人もいるでしょう。
これからFX取引を始める人におすすめのメジャー通貨ペアは、以下の3つです。
それぞれの通貨ペアの特徴を見ていきましょう。
1.ドル円(USD/JPY)
ドル円とは、米国の通貨であるドルと日本の通貨の円を組み合わせた通貨ペアです。テレビのニュースや新聞の報道などで最も取り上げられることが多い通貨ペアのため、日本人にとってもなじみが深いでしょう。
ドル円は世界で第2位の取引量を誇り、日本人だけでなく海外の投資家も取引をしている通貨ペアです。
ドル円の値動きはユーロ円やポンド円などクロス円にも大きな影響を与えます。
ドル円の2024年8月現在の相場状況を見ると、長期のトレンドラインを割っています。
サポレジ転換によりこれまでのトレンドラインまで上昇後に反転下落するか、再び上昇するか気になるところでしょう。
2.ユーロドル(EUR/USD)
ユーロドルはEUユーロと米国のドルを組み合わせた通貨ペアです。ユーロドルの取引量は、世界で最も多いため、初心者におすすめの通貨ペアです。
ユーロドルの動きは、ユーロ円やユーロポンドなどの通貨ペアにも影響を与えます。
ユーロドルの相場状況を見ると、直近1年は1.045ドル〜1.125ドルの間でのレンジ相場となっています。
ただし、2024年8月にトライアングルを上抜けたため、長期的に上昇していく可能性があるでしょう。
3.ポンド円(GBP/JPY)
ポンド円は、イギリスのポンドと日本の円を組み合わせた通貨ペアです。海外では取引量が多くありませんが、日本では、ドル円の次に取引量の多い通貨ペアです。
ポンド円は、ポンドドルとドル円の値動きの影響を強く受けます。
ポンド円の人気が高い理由は、ボラティリティの高さによりほかの通貨ペアよりも多くの利益を狙えるからです。
ただし、逆に大きな損失を被る可能性もあるため、ある程度取引に慣れてから触れるようにしましょう。
直近のポンド円相場は、ドル円と同じようにトレンドラインを割れています。
ドル円と比べると、トレンドラインまで値幅がありますが、回復が続くのか気になるところでしょう。
なお、今後急速にドル安や円高が進んだ場合、ポンド円は大きく下落する可能性があるので注意が必要です。
FX初心者は流動性の高いメジャー通貨ペアから取引するようにしましょう。メジャー通貨は、値動きが安定しており、約定がしやすいので、初心者でも取引しやすいです。
特にドル円やユーロドルといった通貨ペアは情報収集がしやすく、テクニカル分析が機能しやすいのでおすすめです。
まずはメジャー通貨ペアから取引を始めましょう。
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